令和5(2023)年度を迎えて

 平素より、神奈川県看護協会の事業運営に、ご支援、ご協力をいただきまして、誠にありがとうございます。
 去る6月16日(金)に、令和5年度通常総会が開催され、重要議題である令和4年度事業報告、令和5年度重点事業及び事業計画、「ビジョン2033~10年後のめざす姿~」、令和5年度収支予算の報告をいたしました。
 続いて令和4年度決算報告(案)及び監査報告、令和5年度改選役員の選出について審議の上、承認いただきました。
 会長として再選され、二期目では新たな組織体制で「ビジョン2033~10年後のめざす姿~」の初年度事業を着実に推し進めてまいります。
 また、3年越しとなる、新型コロナウイルス感染症は、5月8日より感染症法上の位置付けが5類へと変更になり、社会生活はコロナ以前の日常を取り戻す方向に動いています。
 しかしながら、その後の感染状況が下げ止まっている状況を考慮して、当協会としては、いましばらくは基本的感染症対策を継続しながら感染状況の推移を見たいと考えております。
 皆様には長きにわたり、通常の診療と共に新型コロナ感染症のご対応をいただいておりますことに、改めまして心より敬意と感謝を申し上げます。
 今後とも、神奈川県看護協会は、看護職や県民の皆様が何を求めているのかを知り、それに応える双方向で、きめ細やかなコミュニケーションに心がけてまいります。
 会員の皆様には、是非とも、忌憚のないご意見、ご要望をお寄せください。皆様の声が、看護協会を更に進化させる原動力となります。よろしくお願い申し上げます。
 結びに、私どもは、職能団体として、看護職の人材確保と資質向上、県民の健康の保持増進に寄与するため、組織力を高めるとともに新たな課題に積極的かつ柔軟に取り組んでまいります。
 これからも、皆さま方の変わらぬご支援をお願い申し上げます。

公益社団法人神奈川県看護協会
会長 長野 広敬