会長挨拶
皆さま、こんにちは。
この度、長野前会長より引継ぎをさせていただき就任いたしました。
日頃より会員の皆様におかれましては、協会事業へのご理解とご支援を頂戴し、心より感謝申し上げます。引き続きまして皆さまの変わらぬご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
さて、2040年は生産人口の急激な減少と85歳以上の高齢者の増加が予測されております。これを踏まえ新たな地域医療構想が提示されました。医療・介護を提供する主体の連携により「治す医療」「治し支える医療」の機能を実現し、個別ニーズに寄り添った柔軟かつ多様な医療が地域で完結して受けられることをめざしています。
看護におきましても、「看護の将来ビジョン2040~いのち・暮らし・尊厳を守り支える看護~」の中で、医療変容を踏まえ、その変化に対して看護が進むべき方向性、何をすべきかを示しています。そしてその実現のために「2040年を見据えた看護提供体制の在り方について」も提示されました。また日本看護協会通常総会では看護職のWell Beingの向上についても述べられました。
しかし、現状では医師の働き方改革が推進され、看護が対象とする人々のニーズが複雑化・多様化する中で、看護職が置かれている現場の「忙しさ」は大変厳しいものとなっております。さらに物価高騰の中で、看護職の処遇改善は多職種と比較するとなかなか追いつかないというのが現状です。
神奈川県看護協会では「ビジョン2033~10年後のめざす姿~」を2022年10月に策定いたしました。今年度が活動の3年目となります。
“地域・学び・人が看護をつなぐ、元気な看護職が神奈川の健康を守ります”をスローガンに、看護職能団体として、県民に対して看護職への理解と啓発に努めるとともに、看護職がキャリアに誇りをもって生き生きと働き続けられるように、看護職員確保と質向上のための人材育成に引き続き努めてまいります。さらに処遇改善や多様な働き方の実現に向けて、継続して様々な提案を行政へ行ってまいります。
これらの実現に向けては県内様々な施設の状況を丁寧に把握することが重要です。皆さまのご協力を今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
また当協会におきましては、2025年度は財政再建施策パッケージが提示され、厳しいスタートとなりました。当協会の理念である「生命・自律・情熱」を再度中心に据え、施策を実行してまいります。
最後になりますが、当協会は会員の皆さまの身近な存在として活動を進めてまいります。 引き続き変わらぬご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
公益社団法人神奈川県看護協会
会長 本舘 教子
