令和3年度も新型コロナウイルス感染症は収束の見通しがつかない状況にあります。国が発する新生活様式が継続することを踏まえながらも、神奈川県看護協会の基本的な事業は着実に進めていく必要があります。2025年も目前に迫ってきました。少子高齢化の進展は地方だけでなく首都圏でも加速していきます。看護職能団体として将来を予測し、先進的かつ柔軟な姿勢で臨む必要があります。
 病院や地域領域において、安全で安心な看護提供ができる質の高い看護職の育成支援に努め、県民の健康の保持増進に寄与してまいります。医療ニーズの高まりと働き方改革の流れの中で、職場環境改善への支援に取り組むとともに神奈川県の看護の魅力を広く発信し、看護職の定着と確保に努めてまいります。
 全国各地でこれまで経験したことがない広範囲かつ大規模な地震、台風、風雨による土砂崩れや河川の氾濫など、想定を超える大災害が発生しています。あらゆる災害の発生にも対応できる準備が必要です。
 令和3(2021)年度は次の事業に重点的に取り組むこととします。

感染・災害時対策の充実

  1. 神奈川県・政令市等との連携体制構築の推進
  2. 災害支援ナース育成の推進
  3. 小規模施設・看護管理者への支援

時代のニーズに対応した継続教育の充実とキャリア支援の推進

  1.  看護管理者の育成と継続教育の充実
  2.  小規模施設、介護施設、クリニック等に勤務する新人から管理者までの継続教育及びクリニカルラダー推進への支援

地域包括ケア推進に携わる看護職の資質向上とその支援

  1. 医療機関から地域への円滑な利用者移行を推進するための看護職育成支援
  2. 介護施設や訪問看護領域で働く看護職の資質向上の充実
  3. 地域包括ケアの充実に向けた多職種連携の推進

看護職の働きやすい職場環境づくりへの支援と就業促進

  1.  職場環境改善に向けた神奈川県医療勤務環境改善センターとの連携推進
  2.  働きやすい職場環境づくりに向けた看護管理者研修の充実
  3.  看護職としてのキャリア継続支援の推進及び就職情報の充実