新型コロナウイルス感染症にかかる「緊急事態宣言」発出を受けて

 神奈川県では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が止まらず、医療現場は大変厳しい状況が続いています。県内の現在の感染拡大は、「警戒レベルⅣ」が間近に迫っていると言われています。これらの状況を踏まえ、1月8日付で内閣総理大臣より神奈川県を含む1都3県に対して「緊急事態宣言」が発出されました。また、神奈川県知事からのメッセージも発出されました。

 この事を受け、神奈川県看護協会の方針を以下のように致します。
神奈川県看護協会は、県民の健康を支援する事、看護職の質の向上に努める事、という使命があります。医療現場の厳しい状況の中、看護職能団体としての使命を果たす事が大変重要であると考え、看護協会で行う事業(教育・研修、委員会・会議等)を継続してまいります。事業を継続するにあたっては、従来から実施してきた感染防止対策の徹底を図り、最大限の調整を行ってまいります。看護協会として危機意識を持ち、この緊急事態を乗り切りたいと考えます。

県民の皆様、看護職の皆様のご理解とご協力をよろしくお願い致します。

 令和3(2021)年1月8日

神奈川県看護協会   
会長 花井 惠子

新型コロナウイルス感染レベルステージⅢ警戒宣言を受けて

 神奈川県では新型コロナウイルス感染者数の急増により11月27日「ステージⅢ警戒宣言」を発出されました。
当協会では、2月末から6月まで病院・施設の看護業務に支障を来さないこと並びに感染防止の観点から研修・会議・総会・イベント等の開催を中止してきました。5月25日緊急事態宣言が解除され、7月からは感染防止対策を講じて再開いたしました。これまでトラブルなく経過しています。
この度の「ステージⅢ警戒宣言」を受け、当協会ではこれまでの感染防止対策の基本を徹底し、研修・会議・イベント等における安全・安心な運営に努めてまいります。
引き続き国や県の動向を注視しながら、事業運営に取組んでまいります。
皆さまにおかれましては、一人ひとりが感染予防に留意され、一日も早く収束の状況が迎えられますよう力をあわせてまいりましょう。

 令和2(2020)年12月4日

神奈川県看護協会   
会長 花井 惠子

研修を受講する皆様へ~新型コロナウイルスの感染対策へのお願い~

日本看護協会ウェブサイトへの掲載情報

神奈川県看護協会からのメッセージ

「新型コロナウイルス感染症」に係る神奈川県看護協会の今後の対応について

 医療職の皆さまは、この度の「新型コロナウイルス感染症」の感染拡大から人々の生命を守るため、日夜ご尽力されている事と思います。また県民の皆さまも、不安な思いでおられることと思います。皆さまへの慰労の言葉を述べさせていただきます。

 ご承知のように、神奈川県は2月のダイヤモンド・プリンセス号の乗員の方々への対応に始まり、現在は「神奈川モデル」を推進しているところです。また、4月7日に発出された「緊急事態宣言」も5月25日に解除されましたが、今後も、新しい生活スタイルで様々な感染予防の対応を求められています。

 神奈川県看護協会では、随時、当協会のホームページで「新型コロナウイルス感染症情報」を発信してまいりました。多くの皆さまにご覧いただき、役立てて頂いています。今後も様々な情報を発信してまいりますので、ご活用下さい。

 さて神奈川県看護協会では、2月19日からの研修会や委員会活動を休止してきました。休止は、臨床の医療職の皆さまの患者対応に支障を来さない事と、受講の皆さまの感染防止が目的でしたが、受講を予定されていた方々には大変ご迷惑をおかけしました。
 現状が多少落ち着いてきていると判断し、休止していた研修会を7月1日より、再開いたします。受講定員を減らし、研修受講前の健康チェックや受講中の注意点を遵守いただくなど、感染防止対策を講じながらの再開となります。受講者の皆さまには様々な制約が課せられますが、ご理解いただきますようお願いします。

 多くの学術集会等も開催方法を変更し、IT活用による開催になっています。看護協会としても、看護職の皆さまへのご要望に沿えるよう、様々に工夫をしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

 令和2(2020)年6月末

神奈川県看護協会   
会長 花井 惠子

新型コロナウイルス感染症に関する電話相談窓口の開設について

新型コロナウイルス感染症に関する電話相談窓口

相談対象 県内施設に勤務する看護職及び介護職
相談時間 平日の9時から17時(土日・祝日は除く)
対 応 者 新型コロナウイルス感染症対策特別班
看護協会職員(感染管理認定看護師2名)
連 絡 先 神奈川県看護協会 
電 話 045-263-2935(直通)
045-263-2901(代表)
直通電話にて不在の場合、代表番号にかけ直していただき
伝言をお願いいたします。
E-mail kana-kansen@kana-kango.or.jp
訪問相談 施設への訪問相談・研修開催をご希望の場合は、
感染対策相談事業をご活用ください。
まずは、お電話でのご連絡をお願いします。

当協会の新型コロナウイルス感染症への対応について

①5月27日から6月23日まで

神奈川モデル「新型コロナウイルス感染患者の軽症患者対応宿泊施設への職場訪問」

 神奈川県看護協会では、神奈川県からの新型コロナウイルス感染患者の軽症者受け入れ施設に従事する看護師の求人に対して、ナースセンターが中心となり復職支援を行ってきました。業務に従事する前に感染防止に関する研修を実施し、安全に業務に関われるようにしました。
 6月9日(火)に、宿泊施設の1つである湘南国際村センターを職場訪問しました。
 湘南国際村センターは、周囲に研修センターや国際会議場等の施設が点在し、駿河湾や富士山が一望できる高台にホテルがあります。そのホテルで軽症者の方は宿泊し、健康観察のために数名の看護師がローテーションして勤務しています。その一人の看護師にインタビューをすることができました。(ホテル内は立ち入り禁止のため、ホテルの外でのインタビュー)

 応募のきっかけは、「日本看護協会会長が発信したメッセージが心に響いた」「看護協会ナースセンターは前職の時から知っていて求人にも信頼できると思った」ということで、応募に至ったそうです。
 就職前の研修(感染管理の基礎知識)は、「自己の知識の確認になり、多職種の方に感染防止に関して指導的立場になるので責任を持ってやろう」と参加されたそうです。感染防止に関する研修は、現場に出てから迷った際の考え方の整理や情報の入手先として、大変役立ったと、話されていました。
 今回の宿泊施設での仕事で大切と思っていることについて質問すると、「就職前に目的やミッションをしっかり理解することで、このことが、その後に多くの困難に遭遇したときでも、向かうべきところを再確認して、一人ひとりが物事を肯定的に捉えて進むことができた要因だと思う。」と話されました。最後に「今回この職場で働くことができ、多職種の人・仕事に出会えてよかった」「100年に一度あるかないかの事を経験できたことに、価値があると思っている」と素敵な笑顔で話されました。
 今回職場訪問をして、自分に何かできることがないかと応募した多くの復職看護師の使命感が、この未曾有の感染症に、立ち向かう力になっていることを実感しました。

遠隔ロボット「OriHime(おりひめ)」(オリイーコミュニケーション研究所ホームページより)
おりひめは、入所者と支援者をつなぐ遠隔ロボットで入所施設の入り口にいます。

かなチャンTV研修配信

 神奈川県がインターネット動画サイト「かなチャンTV」で配信を行うため、感染対策の基礎知識や新型コロナウイルス感染症等について理解しやすい動画を作成しました。現在下記にて配信中です。映像時間は合計で50分程度となります。

②4月17日から5月26日まで

国の動き

5月4日緊急事態宣言の継続を決定

 政府は4日、新型コロナウイルス感染症対策本部の会合を首相官邸で開き、6日で期限が切れる緊急事態宣言を、47都道府県を対象に今月31日まで延長することを決定しました。

5月14日緊急事態宣言39県で解除を決定

 政府は14日、47都道府県のうち39県で新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言を解除しました。解除されたのは、特定警戒都道府県のうちの茨城、石川、岐阜、愛知、福岡の5県と、特定警戒の対象となっていない34県です。しかし、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県や大阪府、京都府、兵庫県と特に感染が、広がっている北海道では引き続き制限が続きます。

5月21日緊急事態宣言近畿3府県解除を決定

 政府は21日、大阪、京都、兵庫の3府県への緊急事態宣言を解除するとの、発表がありました。東京、神奈川、千葉、埼玉、北海道は継続されます。

5月25日緊急事態宣言特定警戒都道府県東京、神奈川、千葉、埼玉、北海道解除決定

 政府は25日、緊急事態宣言が継続されていた東京、神奈川、千葉、埼玉、北海道に対して解除宣言がされました。これによって全国に発せられていた緊急事態宣言、が全て解除されたことになります。しかし、解除後も3密等の感染防止策、新しい生活様式は継続されます。

神奈川モデル実施への対応

 ナースセンターで軽症者受け入れ施設での看護業務従事者の紹介及び研修を継続して行っています。

取材

テレビ朝日

 5月8日(金)、テレビ朝日記者から「新型コロナウイルス感染症相談窓口の状況」について取材を受けました。5月12日(火)テレビ朝日の情報番組で11:45から放送されました。
 神奈川県看護協会には感染管理認定看護師が2名おり、専門的な見地から相談・支援をしています。

日本経済新聞

 5月14日、軽症患者収容施設へ派遣される看護師の感染対策研修を実施し4人が受講しました。この研修に日本経済新聞社の取材が入りました。

介護施設職員等に対する研修開催と配信用動画作成

  • 5月8日(金)17:45~19:00、老人保健施設「都筑ハートフルステーション」の看護職を対象に研修を行いました。
  • 神奈川県と共催して、6月5日から12日にかけて、訪問看護ステーションや福祉施設、児童養護施設職員を対象とした新型コロナウイルス感染症対策研修会を、神奈川県総合医療会館において延べ4回開催します。また、神奈川県からの依頼により、研修に参加できない職員や感染対策を検討する施設に対して、感染対策の基本知識と手指衛生・防護具の着脱等に関する研修動画を作成します。この研修動画は、神奈川県が「カナちゃんTV」等を活用して配信します。

神奈川県看護協会のホームページに感染対策の基本についての講義動画をUP

職員研修

 神奈川県看護協会看護職と事務職を対象に職員研修を4回に分けて実施し、全員が感染防止対策の基本を学びました。講義と演習風景です。

③4月6日から4月16日まで

神奈川モデル実施への対応

 4月7日、安倍首相が記者会見において、特措法に基づく緊急事態宣言を8日0時に発令することを表明しました。これを受けて神奈川県の黒岩知事が記者会見を行い、医療崩壊を防ぐための「神奈川モデル」の進捗状況について次のように説明されました。「6日から重点医療機関において中等症患者の受入れを開始した。軽症患者の受入れについては10日の受入れを目指して準備を進めている。」

 神奈川県看護協会では、軽症患者の受入れ施設での健康観察などの業務に従事する看護職確保をこれまでの準備段階から一段進め実行段階に上げて対応を開始しました。ナースセンターには、神奈川県からの求人に対して、それを上回る応募があり、神奈川県の非常勤職員採用面接試験へと進んでいます。

 県の非常勤職員に採用された看護師は、看護協会が開催する感染症に関する知識や防護服の着脱方法等の感染予防研修を受講した後、軽症者の受入れ施設での業務に従事する流れをつくりました。

感染予防研修の様子

防護服着脱の指導を受ける研修生ら

新型コロナウイルス感染症に関する神奈川県への要請・要望について

 4月10日、自由民主党神奈川県支部連合会新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長 小此木八郎氏)から、神奈川県看護連盟を通じて次のような提案がありました。神奈川県が経済対策の指針をまとめるにあたり、各種団体に対して要望事項があれば県連から積極的に神奈川県に働きかけていきたいとのことでした。
 看護協会としては、臨床現場は多くの課題を抱えているので、是非この機会を有効に生かしたいと考え、10日午後、看護協会支部理事・職能理事等に自病院及び周辺病院の状況・課題について4月16日までに情報提供をするよう依頼しました。現在、意見を取りまとめ、要望書を作成中です。

神奈川県看護協会に求めたい支援について

 4月10日、神奈川県への要望について理事に情報提供依頼をすることと併せて、神奈川県看護協会及び役職員が病院に対して、できることはしたいと考え、理事に求めたい支援があるか、意見聴取を行いました。提出された意見を検討し取り組みが可能なことは実行に移していく予定です。介護施設や小規模病院の看護職を含め全職種対象に感染防止の出前研修を実施する方向で検討中です。

取材対応

 朝日新聞横浜支局の取材を受け、9日の朝刊横浜版に掲載されました。
 緊急事態宣言を受け、神奈川県が発表した事業の継続が求められる事業者に就労者等に子どもを預かる施設が明記されました。神奈川県が独自に盛り込んだものです。その理由について神奈川県の黒岩知事は「医療崩壊を防ぐこと、保育所にお子さんを預けながら働いている人がたくさんいる。それを支えるには保育所の継続が必要であり、そのことを明確に示すことが大事だと判断した」と説明されました。県の対応について医療の最前線で働いている看護職が、どう受け止めているか取材したいとのことでした。

朝日新聞 2020年4月9日(木) 朝刊

④2月14日から4月5日まで

ダイヤモンド・プリンセス号への看護師の派遣

 2月14日から19日までの6日間のうち17日を除く5日間に、延べ52名の看護師を派遣しました。
 派遣にあたっては、多くの看護部長に多大なるご協力をいただきました。
 また災害支援ナースの方々からも積極的な申し出が数多くありました。
 病院では既にダイヤモンド・プリンセス号で感染した乗客の受入れが始まっていましたが、看護師の使命感によってミッションは達せられました。
 派遣の状況は神奈川新聞とタウンニュース横浜南区版で取り上げていただきました。

神奈川新聞 2020年2月21日(金) 朝刊

タウンニュース南区版 2020年2月27日(木)号

日本看護協会との情報共有

 日本看護協会の担当常任理事に、2/17、2/25、3/26の3回、神奈川県看護協会の対応について報告を行いました。
 日本看護協会の福井会長からも
 「日々の対応状況がよく分かりました。他県看護協会とも情報共有が必要と思います。この国難に対して知恵を絞って乗り越えたい」とのメッセージをいただきました。

神奈川県との情報共有

 当協会理事の皆さまへの現状調査や、適宜寄せられる情報を取りまとめ、要望事項などを整理し、神奈川県健康医療局へ情報提供を行いました。
 特に衛生材料の不足は深刻で、最優先される課題として早急な対応を要望しました。  また健康医療局医療課と看護協会役員・事務局長が情報交換を行い、課題の共通認識を測りました。
 副知事も来館され、今後の対応などについて情報交換を行いました。

新型コロナウイルス感染症対策本部の設置

 2/17に「新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置しました。
 構成は看護協会長を本部長とし、業務執行理事、事務局長、各課課長の総勢10名で情報共有と課題解決策の検討を行いました。
 4/6までに、19回の会議を開催し、研修・委員会・イベント等の開催の是非についてディスカッションし、結果についてホームページより情報発信を行いました。

看護職の皆様へ(求人について)

 新型コロナウイルス感染に関する求人は充足致しました。追加が出ましたら、引き続きご協力よろしくお願いいたします。就業可能な方は、eナースセンターへご登録頂き、神奈川県ナースセンターへお問い合わせください。

スマートフォン向けページはこちら

問合せ先

神奈川県ナースセンター
電話:045-263-2101
メール:kanagawa@nurse-center.net

新型コロナウイルス感染症に関する役立つ情報

職場で新型コロナウイルスに感染した方へ

① 厚生労働省・都道府県労働局・労働基準監督署

② 日本看護協会

「新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安」の改訂について

① 厚生労働省老健局総務課認知症施策推進室

職場における新型コロナウイルス感染症への感染予防、健康管理の強化について

① 厚生労働省老健局総務課認知症施策推進室

医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応や管理について

① 一般社団法人日本環境感染学会

② 国立国際医療研究センター国際感染症センター

社会福祉施設等における感染防止拡大のための留意点

① 日本環境感染学会

高齢者福祉施設従事者の方へ

② 厚生労働省老健局老人保健課 他

③ 介護事業所等における新型コロナウイルス感染症への対応等について

妊婦に関する内容

① 厚生労働省からのリーフレット(令和2年5月14日)

② 日本産婦人科感染症学会

小児に関する内容

② 日本小児科学会

コロナ疲れやコロナうつに対して

① 電話相談 神奈川県精神保健福祉センター

(1)医療機関・福祉施設従事者専用こころの相談電話(2020年5月28日より)

TEL 045-821-7700
年末年始、祝日を除く月曜日~金曜日:13:00~21:00
(受付:~20:45)

(2)こころの電話相談室

TEL 0120-821-606
年末年始、祝日を除く月曜日~金曜日:9:00~21:00

② LINEでの窓口

「いのちのほっとライン@かながわ」(神奈川県ホームページ)

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相談期間 2020/4/24~2021/3/31
応対時間 月曜日~金曜日と日曜日の17:00~22:00(受付は21:30まで)

※祝日・休日・12月29日~1月3日除く

マスク等について

濃厚接触者について

診療報酬・介護報酬等の情報

医療関係
介護関係

「感染対策の基礎知識」動画

どの職場においても必要な感染対策の基本を紹介していますので、ご活用下さい。