武田病院
「タスクシフト・シェアの取り組みについて」 ~看護助手による手と足の体操


当院は140床の単科精神科病院です。 院内の医療職は医師、薬剤師、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、公認心理士の6職種が働いております。
看護師に比べて他の職種の人数は多くはなく、看護師の専門性の発揮に資する為の医師以外のタスクシフト・シェアについては、残念ながらその相手先がいないのが現状です。
しかし、本来の意味のタスクシフト・シェアとは違うかもしれませんが、当院では看護助手が患者様のリハビリの一助として活動しておりますのでご紹介します。
当院の開放病棟に入院されている患者様は比較的軽症ですが、まずは休息が推奨されます。意欲低下や倦怠感のために臥床傾向の方が多く、また作業療法は進んで参加はできない状況です。
しかし、休息だけでは体力が低下し、手足の力の衰えは、退院後の生活のしずらさにつながります。
通常、リハビリは専門職の仕事ですが、運動機能に障害がない患者様であれば、看護助手もその一助になれるのではないかと7~8年前から始めました。
場所は病棟内、午前中は足、午後は手の体操を一回に10分間、音楽を流しながら看護助手の誘導で行います。 無理のないように椅子に腰かけて行います。
看護助手は、ちょっとしたインストラクターのようにタイミングよく声かけをしています。参加者も毎日一定数はおり、生活リズムの構築や心の方にも良い効果が出ていると思われます。
武田病院
看護部長 小堀内浩子